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かまぼこ

世界中で注目される良質たんぱく質で低脂肪のヘルシー食品


魚津市内には4件の蒲鉾製造所があり、市民に親しまれて食されています。鮨蒲やチーズスティック蒲鉾など特徴あるカマボコなど品ぞろえも豊富で、魚津を代表するお土産品としても人気です。
【蒲鉾製造事業所】

・尾崎かまぼこ館 魚津市友道1153-1 TEL 0765-24-6666

・(株)河内屋 魚津駅前新町9-12 TEL 0765-24-0381

・中村かまぼこ 魚津市本町2-14-9 TEL 0765-22-0730

・まるなか(株) 魚津市本新町1-8 TEL 0765-22-1344

かまぼこは神功皇后が始めて作ったと言われています。生田神社にてすり潰した魚を敵の“鉾”に見立て、焼いて食べることにより士気を高め戦に臨んだとの説がありますが、他にも諸説あり定かではありません。またかまぼこの語源は古くは細い竹を芯にしてすり身を塗りつけて焼いたものを意味しており、その形がガマの穂ににていることから『蒲の穂』と呼ばれていました。『蒲の穂』が転じて『蒲穂子』となりそれがなまって『かまぼこ』になったという説と、ガマ(蒲)の花穂が武器の“鉾”に似ていることから花鉾→蒲鉾→『かまぼこ』になったという説があります。
富山のかまぼこは板がなく渦巻き状になっているもの、小魚の骨ごとすり潰したスリカマボコが日常の食卓にものぼります。他にも結婚式の引き出物に使われる細工かまぼこが有名で鯛や鶴、亀など縁起物が作られます。

富山の巻きかまぼこは蒸して作られており、とってもヘルシー。昆布で巻いた昆布巻は昆布と魚のうまみが調和し風味がよいのが特徴です。昆布以外にも色付けしたすり身で皮を作り巻きこんだ『赤巻』、『青巻』もあります。
スリカマボコはイワシやアジ、ニギスが使われ、大型のものは中骨を取り除きますが、小型のものは頭、内臓、鱗取り除き骨ごとすり潰して作られています。新鮮な魚が手軽に骨ごと食べられるのでバター焼き、お味噌汁の具、煮物にして子供からお年寄りまで幅広く食べられていています。

TRIVIA
【保存食】
冷蔵庫のなかった時代、生の魚が腐りやすいことから長く保存できる保存食として生まれた食品です。

【登録】
『富山名産昆布巻かまぼこ』は2008年に地域団体商標に登録されました。

【かまぼこの日】
かまぼこ業界では永久3年(1115年)、歴史上初めてかまぼこが登場したことから11月15日を≪かまぼこの日≫としています。

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