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魚津八幡宮献灯みこし祭り

祭りができる喜びと感謝を表す八幡社みこし祭り


”魚津八幡宮献灯みこし祭り”は、毎年9月の第3土曜日に開催されます。
文政12年(1829年)町奉行の神社に対する圧政に反発したため、67人が牢屋に入れられ、3人が打ち首になり、祭りの差し止めとなった「八幡騒動」により、廃滅同様になっていた神社が、明治時代に入り再び祭礼が復興されました。その喜びと犠牲者の慰霊が、このお祭りの起こりです。

お祭り当日の昼間「さらし首」の場に築かれた小塚に参り、続いて境内の顕彰碑(昭和39年4月建立)の参拝を経て、夜のみこし祭りが始まります。
献灯に飾られた氏子12カ町、12基と1基のこどもみこし、計13基のみこしが順番にお祓いをうけては次々に3回ずつ拝殿に乗り上げます。打ち鳴らす笛太鼓の響きと勇ましい掛け声で拝殿に掛け上げる様は勇壮です。

八幡社の氏子は12町内
角川町…桂川  八幡町…天の川  南町1区…白菊  南町2区…小戸が浦  南町3区…白梅  橋向…松の江  紺屋町…明月  新町1区…親若  新町2区…湊  岡町…白帆 橋場…高砂  八代町…富川
「八幡騒動」とは、文政11年(1828年)富山藩主前田淡路守から、魚津八幡社へ賜った、剣梅鉢の前田藩主御定紋付の献灯四張りを、八幡社の御用心秋山志摩助が紛失したか破損したことから、不注意不届きで魚津町奉行岡田平兵衛から厳しい叱責を受け、この宮祭りをいっさい禁止しました。さらに翌文政12年3月、市内諏訪町の諏訪社の祭りのことで、当時交代で神事を受け持っていた市内神明社と八幡社が争い、双方が藩の寺社奉行に訴えました。これを不満に思った氏子たちが三晩にわたり太鼓を鳴らし、声をあげ、春祭執行の請願をしました。この「八幡騒動」に対する判決は八幡社側の主張がとおらなかったことになっています。

TRIVIA
【金沢に】
八幡騒動後、廃社同様になっていたが八幡社のみこしが金沢にあることを知った氏子代表が大金を払い持ち帰りました

【雨!】
この祭日には、なぜか決まって雨がふります。それは打ち首になった者たちの涙ではなかろうかと伝えられています

Information

開催日時 9月第3土曜日
場所 魚津市田地方町407
交通アクセス 魚津ICより車で8分
市民バス 松倉ルート:八幡橋北 下車
駐車場 なし
TEL/FAX TEL 0765-22-0519/FAX 0765-22-0519
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