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僧ヶ岳
魚津市民の心の山
僧ヶ岳(標高1855.5m)は、魚津市の正面に大きくその姿を見せ、その大きさと独特の名称から多くの市民に親しまれています。僧ヶ岳の初雪で冬を知り、その雪溶けで春を知ると言われるほど市民にとって身近な山です。僧ヶ岳の名は、春になると雪形が、旅の僧が尺八を吹き、馬を引く姿に見えるところから由来しています。かつては「僧馬岳」という名も使われていました。「仏ヶ嶽」という別称を持っています。この山は、春の雪解け時になると、僧や馬などの雪絵が現れ、地元の農家はこれを目安に田植えの時期を予測したと伝えられています。
参考文献等
僧ヶ岳雪絵について 日本海学講座2000年5月13日富山県民会館1、
富山の雪形とその伝承 講師:長井真隆(前富山大学教授)
僧ヶ岳中腹の窪地には、約2,000㎡の湿地「池の尻の池」が広がり、県の自然環境保全地域に指定されています。この湿地のミズバショウの純群落は、全国的にも珍しく、その周辺には、ブナ、ミズナラ、トチノキ、ミズキが群生し、モリアオガエルやクロサンショウウオなど貴重な生物の繁殖地となっています。
また、僧ヶ岳は、多くの登山客にも登られています。一般的な登山道は3つで、魚津市からの”東又コース”、黒部市からの”烏帽子尾根コース”、”宇奈月尾根コース”があります。
【登山】
魚津市からの東又コースは最初から急登で、固定ロープも多く張られています。登山適期は7月下旬から10月まで。4月~6月は残雪があり、4~5月中は登山道までの林道は除雪されていない場合が多いです。残雪期の登山はピッケル・アイゼンが必要です。
東又コースを利用する場合は、登山口少し手前に片貝山荘(無人小屋)があり、無料で利用することができます。ただし利用には申込みが必要です。(管理者 魚津市教育委員会生涯学習課管理TEL 0765-23-1045)
僧ヶ岳山頂より、稜線続きに駒ヶ岳(標高2003m)への登山道が延びています。(往復3~4時間)
【登山道】(名称、登山口標高、参考コースタイム)
・東又コース・・・・・・・・・・・・登山口標高 713m
参考コースタイム 登り 4時間~4時間30分、下り 3時間~3時間30分
・烏帽子尾根コース・・・・・・・登山口標高 1,280m
参考コースタイム 登り 2時間30分 下り 1時間30分
・バリエーションコースとして布施川源流コースがあります(沢登り)。
Information
駐車場 | 東又コース:登山口付近に10台ほど |
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文化財指定など | 僧ヶ岳県立自然公園(平成23年9月8日) |
その他 | 【施設・設備】撮影スポット、体験型 |
関連情報
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